論点思考がないとすべての仕事は無駄になる【イシュー思考】

どうも、こんにちは。
YUTAROU(@yutarou_sakai)です。

僕は都内のIT企業でチーフプロデューサーとして働きながら、IT領域の副業をしているサラリーマンです。

最近はプレイヤーとして活動する以外にも、チームのマネジメントや人材育成についての業務も増えてきました。その中で「これはビジネスマンとして避けないといけないな」という事例がいくつか見えてきました、

その一つが「論点思考がない仕事をしてしまう」ことです。

特に、「20代のビジネスマン」や「これから社会人になる大学生」に知っておいてほしいので、詳しく解説していきます。

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論点思考がないとすべての仕事は無駄になる【イシュー思考】

論点思考(イシュー思考)とは、「考える・解決するべき問題を正しく見極める・設定する」ための思考です。

そして、この論点思考がないと、すべて仕事は無駄になってしまいます。極論に聞こえますが、わりと事実です…。

なぜなら、解決するべき・考えるべき問題(=論点・イシュー)が明確でないと、あなたの貴重な時間が必要のない答えを導くために使われてしまうから。しかも、「必要のない答え」ですから、まるっと作業時間が無駄になっています。

「Aが必要なのに、Bに向かって進んでた」

冷静に考えてみるとありえなさそうだし、当たり前にやってはいけないことですが、気を抜くと意外とやってしまいがちなのです。特に、新しい仕事を覚えているときは足もとのタスクで精一杯ですので、視野が狭くなり「論点思考がない仕事」をしてしまいがちです。

だからこそ、20代のうちに論点思考を身につけて、常に「自分が取り組むべき課題・この会議で出すべき結論」などを明確にしてから仕事を始める意識をしていきましょう。

論点思考がないときに起こる3つの失敗

論点思考を身につける目的をより具体的にするために、論点思考がないときに起きがちな失敗を3つ紹介します。

  • 求められたものと違うアウトプットをしてしまう
  • 何十分間もミーティングしたのに何も決まらない
  • 目的意識がないのでいつまでも作業者

詳しく見ていきましょう。

求められたものと違うアウトプットをしてしまう

上司から頼まれた仕事の目的を正しく理解せずに着手すると、丹精込めた資料もまったく意味のないものになってしまいます。

これは上司が考えていた論点(イシュー)と、あなたが認識した論点(イシュー)が違うものだった。もしくは、あなたに論点(イシュー)がなかった場合に起こります。

前者なら、すり合わせ不足感がありますが、後者は論外ですね。

このミスが続くと、「あいつは頼んだ仕事がまったくできない」という評価になってしまいます。

何十分間もミーティングしたのに何も決まらない

論点思考のないミーティングは、複数の人時間を無駄にしてしまうので、まじで最悪です。

「〇〇について話しましょう!(アジェンダ)」までは決まっていることが多いですが、「最終的に△△を決めたいです!」を決められているミーティングって少ないです。

複数人が集まるミーティングでは、しっかりとゴールを示してあげないと、ついつい脱線したり、「あれ?何をどこまで決まればいいんだっけ?」と全員で迷子になってしまいます。

そして、このゴールを決めるためにも、論点(イシュー)を明確にする必要があります。論点(イシュー)があるから、ゴールが決まり、ミーティングのアジェンダが決まる。

ズルズル長引くミーティングや、そもそも必要のないミーティングをやめるために、論点思考から逆算して設計しましょう。

目的意識がないのでいつまでも作業者

目的意識のない仕事をしていると、いつまでも作業者から抜け出せません。

作業者とは、ただただマニュアル通りにタスクをこなし、自分の仕事に何も付加価値をつけることができない人です。マニュアル通りに仕事をするだけなので、代わりはいくらでもいます。それこそAIに取って代わられるポジションかもしれません。

論点思考をもって、「自分が今からする仕事の目的・価値」を頭に入れて仕事をすることで、質は上がることはもちろん、解決するべき課題を見つけたり、新たなアイデアを出せるようになってきます。

論点思考を持たないまま仕事を続け、作業者から抜け出せないのは悲しすぎるので、価値ある人材にレベルアップしていくためにも必ず論点思考を身につけましょう。

論点思考(イシュー思考)の3ステップ

論点思考(イシュー思考)のための3ステップはこちら。

  • 論点(イシュー)を洗い出す
  • 論点(イシュー)の優先度をつける
  • 論点(イシュー)を整理する

詳しく見ていきます。

論点(イシュー)を洗い出す

まずは、考えられる論点(イシュー)を洗い出します。

会議であれば「白黒つけるべき問題」「結論づけるべき問題」など、とある業務であれば「この仕事の目的」「この仕事の価値」などを考えるとよいかと思います。

ここでは一旦すべて洗い出すことに重点をおいて取り組んでみましょう。

例として、あなたがリーダーの「チームの来月の方針」について会議で決めたいとします。

  • 来月の売上目標を決めたい
  • 大まかな戦略を決めたい
  • 人員配置を決めたい
  • 先月の振り返りを行い、課題解決アクションを決めたい

仮なのでざっくりですが、論点(イシュー)を洗い出しました。

論点(イシュー)の優先度をつける

次に先ほど洗い出した論点(イシュー)に優先度をつけていきましょう。

洗い出した論点(イシュー)をすべて会議のアジェンダにしてしまうと、たぶん会議がめちゃめちゃ長くなり、ふわっとした感じで終わってしまいそうです。

ここでは、「会議で決めるべきこと」を軸に優先度をつけます。

  1. 先月の振り返りを行い、課題解決アクションを決めたい
  2. 人員配置を決めたい
  3. 大まかな戦略を決めたい
  4. 来月の売上目標を決めたい

このような優先度となりました。

チームメンバーとの会議なので、チームメンバーとしかできない論点(イシュー)を優先度高く置いています。逆に、売上目標などはあらかじめ決まっているか、チームリーダーが上司と決めることが多いのではないでしょうか?

こんな感じで、雑多に洗い出した論点(イシュー)に優先度をつけてみました。

論点(イシュー)を整理する

最後に論点(イシュー)を整理していきます。

優先度をつけて、上から順に会議のアジェンダにするわけではありません。「会議でするべきこと」「別で用意しておくこと」に整理することで、会議の目的が明確になり、会議自体の質も上がっていきます。

✓あらかじめリーダーが用意しておくもの。もしくは別会議
・来月の売上目標を決めたい
・大まかな戦略を決めたい

✓チーム会議で行うもの。もしくはチームの意見が必要なもの。
・先月の振り返りを行い、課題解決アクションを決めたい
・人員配置を決めたい

「大まかな戦略」は「売上目標」が決まってから立つものなので、あらかじめリーダーが用意しておくのが自然です。「人員配置」ぐらいまでは、軽くリーダーの方であたりをつけておき、チーム会議で意見を聞くのは良さそうですね。

「振り返り・課題解決アクションを決める」はあらかじめチームに自分の振り返りを用意してもらい、会議でチームで振り返り、課題解決アクションを決めるようにするとスムーズそうです。

ここまで来ると、さらに詳細なタスクも見えてきました。

✓あらかじめリーダーが用意しておくもの。もしくは別会議
・来月の売上目標を決めたい
→リーダーが用意
・大まかな戦略を決めたい
→リーダーが用意

✓チーム会議で行うもの。もしくはチームの意見が必要なもの。
・先月の振り返りを行い、課題解決アクションを決めたい
→各自が用意・会議で解決アクションを決める
・人員配置を決めたい
→リーダーが用意・会議で意見を聞く

事前の用意もできてるし、会議の論点も決まっているので、とても意味のある会議となりそうです。

これが論点思考の流れとなります。

かなりアバウトな感じでの例題でしたが、会議だけでなく一つ一つのタスクベースでも同じことが言えますので、ぜひとも実践してみてください。

論点思考の質を高める4つのコツ

ここまでで、論点思考の必要性と流れを見てきました。何度か実践していくうちに、自然と論点思考で仕事を進めることができるようになると思います。

さらに論点思考の質を高めていくために、4つのコツをご紹介します。

なぜやるのかを考える、聞く

上司や同僚に仕事を頼まれたら、なぜやるのかを考える・聞くようにしましょう。論点思考の入り口ですね。

「これは何のためにするのだろう?」「目的はなんだろう?」

ここが明確でないと、いわゆる作業者の仕事をしてしまいます。

なぜやるのかを考える癖がつくと、「そもそもこれをする意味はあるのか?」「もっといい方法はないだろうか?」という思考に変化していき、新たな提案ができるようになります。

論点思考の意外なメリットが発揮できるのです。

アクションが明確になるイシューを立てる

論点(イシュー)を立てるときに、「この問題を解決する具体的なアクション」が最終的に決まるように意識してみましょう。

「よし、立てていた論点がすべて解決した!で、次は何をすればいいっけ…?」となってしまっては、質のいい仕事ができてるとは言えません。会議のあとに、全員が「じゃあ今日から何をすればいいのか」が明確になった状態になるのが、もっとも目指すべきところです。

「このイシューを解決するとアクションが明確になるかな?」を考えながら論点(イシュー)を立てると、仕事がスムーズに進む非常に室の高い論点思考となります。

定期的に俯瞰して考える

集中して仕事をしていると、つい視野が狭くなってしまいます。会議も30分を超えてくると、どんどん集中力がなくなってきます。そこで、定期的に俯瞰して考える癖をつけましょう。

一旦、自分の手を止めて

  • この仕事の目的はなんだっけ?
  • 今、この会話は何を決めれば正解だっけ?
  • 何の問題を解決するんだっけ?

これができると人は、迷子になりずらく、道をそれていてもすぐに戻ってくることができます。

特に、初めておこなう仕事は、視野が狭くなりがちなので、定期的に俯瞰する時間をとってみましょう。

クリティカルシンキングで新たな提案をする

クリティカルシンキングとは、「これは本当に正しいのか?もっと適切な方法はないか?」と疑う力です。

論点思考はゴールを明確にして迷子にならないための思考法です。

しかし、ゴールを明確にしようとしてるこの問題がそもそも間違っていたら?意味のないことだったら?もっと先に解決すべき問題があったら?せっかくの論点思考も意味をなしません。

そこで、クリティカルシンキングに物事を捉え、そもそも今の問題が最適なのかを疑ってみましょう。そこから、新たな提案が生まれることが多いです。

提案ができる人は価値があります。ぜひあなたも論点思考を行う中で、クリティカルシンキングに物事を考えられる人材を目指しましょう。

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